【ザ・ホットライン 2017年04月号 イベント紹介面】

【ザ・ホットライン 2017年04月号 イベント紹介面】

情報誌「ザ・ホットライン」は29年目に入りました。
次号は4月27日の発行(新聞折り込み)です。

■盛岡屈指の老舗商店街「ホットライン肴町」です

 4月。新年度のスタート。入学や就職、転勤などで盛岡に初めて足を踏み入れた人もおられるでしょう。そんな人たちのために肴町商店街の紹介を……。

○さすが!ハイカラ商店街

 藩政時代、盛岡城下は大きく侍町と町人町に分けられていました。幹線筋から外れていた肴町は鮮魚や乾物などを扱う商人町として出発したと伝えられ、肴だけでなく近くの料亭や旅籠に酒の肴なども出前していたことから、その名がついたともいわれます。
 肴町を活気づかせたのが延宝7年(1679)の八幡町の町づくり。ますます地の利を得て、やがて旧藩時代の河南商店街の中心地として大店が並ぶようになりました。
 明治以降は文明開化の風潮を受けて専門店化を進め、勧工場(スーパーの前身)なども生まれるなど、流行の中心地として存在し続けてきました。大正中期には盛岡で初めてスズラン灯がつき、「さすが肴町、夜でも明るい」と大評判になったといい、近在から盛岡に出るといえば肴町に行くことを意味するまでになったほどです。
 昭和50年代に入ってから近代化事業、アーケード建設など魅力ある商店街づくりを進めました。全長365メートルほどの現在のアーケードは2代目。昭和58年10月の初代アーケードを平成13年にリニューアルしたものです。

○6月に「スーパー大ワゴン市」

 例年、肴町ホットラインで4月29日の祝日に大ワゴン市(肴町春祭り)を開催していましたが、今年は「スーパー大ワゴン市」と名称を変え、6月15日から18日までの4日間、開催することになり、4月29日は通常のワゴンセールの開催を予定しています。
 スーパー大ワゴン市の詳細については本紙6月号でお知らせしますが、期間中、出店を希望される方は肴町商店街振興組合事務所℡625-1515までお尋ねください。
 なお、5月5日の「こどもの日」には「こどもフェスティバル」を開催します。ちびっ子のみんな、肴町に遊びに来てね!

○プレゼント
お気に入りのペンを収納

◆KOKUYOペンケース〈ウィズプラス〉(1728円相当)を4名様に。提供/平金商店パステル館℡652-2881

 鉛筆1本からパソコンサプライなどまで、文具・事務用品の専門店であるパステル館オススメのペンケースをプレゼント。
 ご希望の方は4月15日までに(必着)、はがき、ファックス、HPから。

https://www.sakanacho.com/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%88%E5%BF%9C%E5%8B%9F

肴町の老舗~その①

1597(慶長2)南部氏26代信直公、 築城開始。
1613(慶長18)村井新七をはじめと する近江商人が進出。後に次々 にのれん分けし商業を振興。
1641(寛永18)スズエ印房、藩主重 信公の上覧を得た後、南部藩お 抱え人形師として盛岡に居住。
1644(寛永21)「肴町」が藩の『雑 書』に初見。
1820(文政3)6代目村井彌右衛門 が中の橋角に薬草商(村源)を 出店。
1844(弘化元)永卯、初代佐々木卯 太郎が足袋屋(後に綿や呉服も 取り扱い)を開業。