佐々木電機本店さんからは、ネットワークカメラについて、自社で実験されている様子をレポートされています。

佐々木電機本店さんからは、ネットワークカメラについて、自社で実験されている様子をレポートされています。


【2016/11/01 #maruden_lab. HDMI端子つきのカメラ その3】
 マルデン・ラボ、本シリーズはHDMI端子つきのカメラについて。
 ということで大分、前置きが長くなってしまったが、いよいよ接続をしてみる。
 接続字体は非常に簡単で、M1025の本体の下の部分にHDMI端子がついている。M1025の電源をONにした状態でこの端子に接続したHDMIケーブルをモニタと接続したところ、全く簡単に映像を映し出すことが出来た。
 そしてクランプタイプの取付金具が付属品としてついてくる。これが結構秀逸で、モニタや壁などを挟み込んでネジを締めると簡単に設置をすることができる。例えば、手元での映像確認はHDMIで、それ以外の場所からはネットワークでカメラにアクセスする、という事も可能なのだ。
 このカメラの手元のモニタを設定なしですぐに設置できるのは確かに楽だった。使い方としては、例えば、イベントの映像を定点配信する際に、現地のモニターはHDMIで出しつつ、ネットワークアクセスも受ける、みたいな使い方も可能になる。
 ちなみに前回紹介した、M3045-Vも一緒にデモ機を借りることができたので確認してみたところ、やはりHDMIのアウトが1080Pという事もあって、かなり綺麗な映像が出ていた。ただ、本体の形状がドームでしかも耐衝撃タイプという事もあり、ケーブルの接続口が本体の外に出ていないので、M1025ほど気軽に仮設使用する感じではない。
 まさに用途に応じて何の機種を選定していくかが、一つのポイントになる。
 いずれ、実際に使用してみて、ネットワークカメラなのにIP設定などあまり考えなくてもHDMIケーブルをつなげばすぐに映像が見られる、というのは施工の際においても、その後のテンポラリーな仮設使用でも非常に使い勝手がいいように感じた。惜しむらくは解像度が720PではなくてフルHDMIであれば、と思うが、M1025はAXISの中でも特にリーズナブルな商品なので、その辺は相応という事で納得。
 次回もまた、実機を触る機会があったなら、皆さまに マルデン・ラボとしてご紹介していきたいと思います。