赤レンガ伝統工芸館、前回は漆でしたが、今回は「かご」、です。

赤レンガ伝統工芸館、前回は漆でしたが、今回は「かご」、です。
楽しみですね、7月27日、28日の2日間で開催です。


【赤レンガ伝統工芸館 vol.2 「かご」展】
7月27、28日 いよいよ開催です!

 県土のおよそ8割を森林で占める、岩手県。西側には奥羽山脈、東側には北上山地が連なり、さまざまな広葉樹や植物に恵まれた環境があります。そして、古くから農漁村の人々は、近くの山林や里に自生する植物を生かして多彩な日用道具をつくり、生活に役立ててきました。枝木、樹皮や蔓などを使った編組み細工もその一つ。農閑期となる冬の貴重な手仕事として親から子へ受け継がれ、それぞれの土地柄にあったものを、技の工夫をしながらつくり続けてきたのです。

 農漁業に使うカゴ、日用品のザル、収納用の行李等、居住空間やなりわいによって、あるいは手に入る材料によって、つくるものの形状や用途は多種多様。今回は、スズタケやマダケなどの竹細工、アケビ、クルミ、ヤマブドウなどを使ったバッグやカゴ、箒、地域それぞれの技が生かされた編組みものを集めました。たてとよこの組み合わせから生まれる、奥深い世界をじっくりとご覧ください。

・とき/7月27(土)、28(日) 10:00-16:30

・会場/岩手銀行赤レンガ館(盛岡市中ノ橋通)

・参加工房/いちのへ手技工芸館、平孝商店、西和賀町農家高齢者創作館、SAVE IWATE、Kagocco Pepin、Holz、橋本晶子、佐々木製籠店、雫石民芸社 ※一部、展示のみ、注文販売のものがあります

・SAVE IWATEの湊雅義さん(震災により岩手県山田町より盛岡市に移住)による、クルミカゴ編みの実演があります

・特別展示/桶正コレクション「全国の箕(み)」
 タイマグラの桶職人・奥畑正宏さん在廊は28日午後のみ(すみません!チラシ等には27日となっておりますが、28日の誤りでした)